2010年09月04日

スーペル中延に「リージェント」「マリオット」進出?!?!

スーペル中延をいつものように散歩していると。


街を揺るがす一大事に遭遇。






なんと、リージェントとマリオットとが相次いでスーペル中延に進出!!(?)

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燦然と輝く「リージェント」の銘。






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さらに黄金に輝く「マリオット」銘板。






真相は一体!?

 
※このエントリーは「ノン・フィクション」でありますが、実在する人物や団体とは一切関係ないかも知れません。
 
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2010年06月17日

中延に同潤会アパートがあった

何ヶ月か前から書こうと思ったまま放置していたトピックから。最近イタリアネタで埋めていたのでたまには「スーペル中延」について。。。

3ヶ月ほど前、ポストに投げ込まれていた区役所からの広報紙。「まちづくりNews」ですと。
  
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最近、近くに防災ひろばが出来たり、防災資材倉庫を備えた区役所職員寮が出来たりと、防災インフラへの投資が盛んな東京都品川区。なのでひととおり目を通してみようかとページをめくってみると。。。

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気になる表記。。。。。「中延。。。。(旧同潤会)地区」ですと??!?


はて、中延に同潤会アパート絡みの再開発計画どころか、まずは『同潤会アパート』があったことすら「???」

で、検索検索。。。

首都圏総合計画研究所のサイトから引用。


東中延同潤会狭小老朽分譲住宅地の整備改善に係る事業方策検討調査
本年度当研究所において密集事業導入を検討している東中延1・2丁目、中延2・3丁目地区内には、大正末期〜昭和初期に立てられた同潤会荏原住宅(木造2階建)があり、著しく老朽化している。本調査では同住宅及び周辺の現況を調査するとともに、整備手法に関する検討を行った。


これが「まちづくりNews」が対象としている地域のプロジェクトらしい。ここでも「同潤会荏原住宅」とはっきり表記されている。

同潤会というと日本の近代建築史に明るくなくても40代くらいから上の世代ではご存じな方も多い「代官山同潤会アパート」や「表参道同潤会アパート」など、日本の住宅建築ではメルクマークとなった建築を残した住宅建設組織。代官山アドレスや表参道ヒルズなどの都市再開発計画によってこれらの建物は殆ど姿を消したけれども、関東大震災以後の帝都に近代住宅を普及させるきっかけとなった、いまでいえば住宅公団のような役割を持った機関。

その同潤会と中延にどんな接点が????

ということで現地調査!

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一戸建ての住宅が集まっている街区だけど、その家と家の間の道がやたらと細い。道というより通路。車なんかとても入れない。しかも写真をよく見ると、昔ながらの手動ポンプ式井戸が。さらにその回りには昔は共同の水場だった?と思わせるような囲い。時間を超えて水場を囲んでのにぎやかな雑談が聞こえてきそうな一角。

実はまさしくこのエリアのすぐ横を歩いて、何度も戸越銀座に買い物へ行っていたのだった!!


さて、ネットでさらに検索してみると。

いるんです。詳細に調べておられる方が。これ中延住民では知らないことが非常識なくらいの常識??

その詳細な調査結果を拝借しつつ書き進めると、この中延にも同潤会アパートがあったことは間違いないらしい。

XWIN II Weblog 「同潤会 荏原普通住宅地」より引用の東京府荏原郡荏原町地図(昭和4年発行)



この地図中央から上半分にあるなんとも田園都市を思わせる環状の街並み。これが同潤会住宅。

これは決して構想や中断によって実現しなかった住宅計画ではなくて、きちんと家が建ち、人が住み、営みがあった地域。大正15年の東京府組織一覧に「平塚診療所(荏原郡平塚町中延同潤会住宅内)」とあって、診療所も設けられるほどの人口密集があったと分かる。

品川区中延が位置する東急池上線沿線や大井町線沿線は大正12年の関東大震災をきっかけとする帝都復興に向けて住宅地が次々と開拓されていった、という歴史をうんぬん、と目黒区や品川区の歴史で読んだ話と一致している。

そういえば自分の母校、東工大も関東大震災で蔵前にあったキャンパスから大井町線大岡山駅に移転してきたと在学時に教わった。そのときに身に付いた知識は「化学実験用の薬剤とか窯業の実験炉が沢山あったために火を出して、当たり一円焼け野原にしたので蔵前から追い出された」だったけど。

さて、中延同潤会住宅があったという上記地図のあたりを今日のGoogle Earthで見てみる。

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地上を歩いて感じたとおり、屋根が周りとは明らかに違う並び方をしている。戦後、同潤会が建てた元の建物は殆ど建て変わってしまったけど、僅かに残された過去の形跡が家の並びにはっきりと。丁度昭和4年発行の地図にある環状部分の左下部分4分の1に相当する。なるほどあの家と家の間隔では防災のために再開発が必須。そこで冒頭の「まちづくりNews」になるわけですの。

人の営みと苦労がぎゅうぅっと詰まっているのがこの町の風情なのだな、と。

「スーペル中延」、やはり奥が深い。
  
 
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2010年03月01日

「散歩の達人」3月号は中延・荏原町・戸越銀座・武蔵小山特集

タウン誌「散歩の達人」の発行元が「交通新聞社」だと初めて知った。JR時刻表とか鉄君向けの雑誌「鉄道ダイヤ情報」を発行している会社だ。

その「散歩の達人」最新号(22年3月号)が「戸越銀座、中延、武蔵小山」特集なのだ。

旗の台、荏原町、戸越公園とかのお店もエントリーしているから、周囲一帯、ということらしいけどね。

ここいらは商店街が接続しちゃいあう位に地理的に近いので、住んでいる人間の行動範囲同様、一体が巨大な商業圏になっている。すなわち「スーペル中延」なのである。

雑誌に紹介されている通り、エリアも個別のお店も密度濃いですよ。一度お出かけあれ。

巻末に掲載されているマップ通りに、東急大井町線・池上線の「旗の台」駅を起点に荏原町商店街を通り抜けて、中延にまでたどり着けば、東急大井町線・都営浅草線「中延」、東急大井町線「戸越公園」、東急池上線「戸越銀座」、東急目黒線「武蔵小山」とひたすらに商店街の中を歩いて周遊できる。東京で商店街がまだこれだけの威容を保てているのかとびっくりするはず。

雑誌の紹介では書かれていないことだけど、それぞれの街の特色を店舗構成で簡単にまとめると、武蔵小山は物販中心、中延(荏原中延含む)は飲食が若干多め、戸越銀座はちょうどその中間でニュートラルな位置づけ。アーケードのある武蔵小山と中延は天気に関わらず移動が楽だけど、昔の商店街な雰囲気を味わいたければ、アーケードがない戸越銀座や荏原町の方がむき出しのレトロ商店街。と言ったところ。こういった比較をしながら見て回るのも楽しい。

これにあと(いくつかに分散してもいいから)ある程度まとまった収容台数を持つ駐車場を作る物理的・経済的余裕があったなら、21世紀でも通じる魅力的な巨大リージョナルショッピングセンターになったのに、といつも思う。商店街にとっては(23区内という地価ゆえ)大規模な投資になってしまう駐車場のようなインフラだと誰がその投資をするか、運営するか、収益を得るか(得られるのか)という根幹の問題も含めた色々な障害があるのは否めない。なので、武蔵小山「パルム」以外は広域集客のために駐車場を持たないのはちょっと残念。あと商店・飲食以外のディスティネーションになるものも欲しい。もともと東急各線などで交通の便は良いから、自動車に依存しないカーボンフリーな時代に向かって、また存在価値を高めることが出来たら良いね。
 
 

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2009年09月18日

よさこい祭り

いかん!さぼっていた!!   ブログの更新(涙)

いつの間にか政権交代しているし。

ということで(謎)、今日の中延商店街は「よさこい祭り」である。

ナゼ、中延でよさこい祭りなのか?  知りません。。。。

でも第三回目だそう。

周辺の小学校の生徒達が先生の号令一声で「移動」「整列」「準備」「おじぎ」とリモコンされるのはなかなか楽しかった。こういう人が集まるイベントでは踊りよりも人の動きが面白い。

東京近郊にはよさこい踊りマニアが作るグループというのがいくつかあるそうで、祭りにゲスト参加。こちらはグループ毎の振付や小道具が凝っていて、大きな旗を振り回して商店街のアーケードにぶち当てている人がいました(笑)。

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2009年08月10日

夏休みの課題

近所の空き地。

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周りに打ってある杭の上に、3本おきくらいの間隔で3つ、こんなものが。

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近づいて見ると、ドリアンの皮を乾燥させたものに、黒マジックで
「どりあン」
と書いてある。

久々に頭の中が?マークで満たされ、しばらく眺めてしまった。

立てた仮説は3つ。

@近所に住む東南アジア出身で日本語を勉強中の3人組が、勉強の一環として制作、出来がよく(実際は一文字間違っているが)廃棄するのがためらわれたため、たまたま目についた杭に放置した。

Aこの土地はエスニック料理店がオープンする予定の場所である。店名は「どりあン」。この件は開店前のPRの一環である。

B近所に住む小学生が、夏休みの課題で制作したインスタレーションである。
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2009年07月06日

中延スキップロードは七夕飾り

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7/7と言えばマイケル・ジャクソンのお葬式ですが(笑)、スーペル中延の「スキップロード」商店街は七夕飾りで飾り立てられて、大変な華やかさ。

七夕セールもやっておるようですよ。

月末の7月26日には朝市も予定されているようだけど、週末土曜日の午前8時〜11時、という時間帯が限りなく我々にはムリ(爆)。

 
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2009年05月21日

コンパスコーヒー

コンパスコーヒーは東急大井町線旗の台駅から同荏原町駅にかけて伸びる荏原町商店街の中にある。

いわゆるプレミアムコーヒーを専門とする焙煎工房。

店内では試飲を主たる目的としての小さなカウンター形式の椅子もいくつか並んでいて、焙煎したて挽きたてのコーヒーを味わうことができる。

しかも日替わりの焙煎コーヒーで200円。専用にブレンドした豆と特別に取り寄せている牛乳を使ったデミタスラテも、静かに抽出したコクが最高のアイスコーヒーもある。

豆を買いに来がてら、焙煎と豆挽きを待っている間にコーヒーを楽しむ、というのが常道。喫茶店では決してないので、たばこなんか持ち込まないように。

まっすぐにウマイ。余計な媚びを売らない。「いかにもプレミアムなコーヒーですwww」というような演出もない。「炭焼きですからニオイプンプンですwww」みたいなわざとらしさは決してない。実直である。

お値段のわりに飾りがない分、つまらないと思う人もいるかも知れない。豆の本質を捉えることが出来る人だけが楽しめる。

ピーべリーという本来の豆の大きさよりも小さく育った珍種の豆が時々入荷する。マンデリンピーべリーなどはマンデリンよりもまるまる一回り小さい。というか本来の豆の形とも違う。真ん中で割れてない。丸豆とも呼ぶそうだ。これは木の単位で出来るものではなく、豆の単位で突然変異で出来るものだそうだ。だから選別の段階で一粒一粒集めてようやくピーべリーだけの袋が用意できるという。豆を一粒一粒選り分けて、なんて気が遠くなりそうだ。

コーヒー豆を愛して止まない人が次から次へと集まってくる。

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2009年04月29日

なかのぶスキップロード

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中延商店会の「なかのぶスキップロード」入り口。武蔵小山の「パルム」ほど幅はないが、池上線荏原中延駅から都営浅草線と大井町線の中延駅までを繋ぐアーケード。雨などの悪天候時にはとても重宝する。 


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写真の右側に見えるのが東急池上線荏原中延駅の入り口。道路の地下を左右に池上線が横切っている。むかしはここに線路の踏切があって、踏切の向こう側が「サンモールえばら」。こちら側が「スキップロード」。いまとなっては境界となっていた線路がないので、一見では一体だがアーチのデザインは別々。こちら側とあちら側では別々の商店会なのである。

 

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2009年04月21日

戸越銀座

品川商業黄金地帯の中心地、スーペル中延から池上線でひと駅。戸越銀座である。

商店街として日本最長の「1.6キロ」を誇ると言われている。

見たようにやたら長い。

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「商店街」という商業圏、いや生活文化と言ってもいい、が一番栄えたのは日本が戦後荒廃から復興し、経済が成長しはじめ、GMSなどの業態が商店街を駆逐し始めるまえの昭和40年代だろうか。自分には知るよしもないがその頃、ここはどんな街だったのだろう。

当時の消費経済、つまり食品で輸入品などは(為替レートもあり)高級贈答品以外にあり得ない、そればかりか衣料品で中国産なんて(日中国交前もあり)問題外、そもそも人々の生活自体がいまのように意味のない生活雑貨、ガジェットに囲まれることもない、、、、そういう中でどうやって1.6キロもの商業圏、商店街が競合し生き延びる事が出来たのだろう。

現在のマーケティングでは考えられない、消費とマーケティングという切り口だけでは把握できない生活文化があったに違いない。

いまは店先で顔なじみが語り合うこともなく、近所の子供たちがふざけながらじゃれて来ることもなく、人々は足早に通り過ぎていく。

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2009年04月03日

旗の台:マロニエ洋菓子店

ATENARI研究開発部のスイーツマニア度はそれなりである。その昔にはスイーツの食べ歩き中に血糖値が上がりすぎ、動けなくなって道で座り込んだこともある。今はまあさすがに落ち着いて。そして、世のハヤリ、煽りマーケティングにはあまりダマされない。たまにワザと乗っかっておもしろがることもあるけど。。。

そのATENARI研究開発部に強力な敵が現れた!!

スーペル中延から池上線に乗って、大井町線との乗換駅、旗の台駅近くにある「マロニエ洋菓子店」である。

目から額縁が落ちた! である。鱗なんてもんぢゃない。

ATENARI研究開発部でのスイーツを評価するときの基準は結構はっきりしている。「1.そのスイーツから作り手の世界観が感じられるか」「2.そのスイーツはその世界観をはっきりと表現しているか」。これはスイーツ以外の造形、美術、音楽などを鑑賞するときにも用いられている基準である。スイーツもパティシェが作りあげる「作品」である以上、その設計から構築まで、一定の世界観を表現していなければ「作品」たり得ない。そうでなければただの「食品工業製品」という考え。ま、北米市場(マーケティング)由来のドーナツやチョコに多い、人工素材たっぷり「工業用スイーツ」(?)みたいなものが幅を効かせる世の中ゆえなのおのこと。

で、旗の台はマロニエ洋菓子店。昔ながらの町のケーキ屋さん。扉は自動化されてない木枠が付いたガラス戸。ドアぢゃなくて「戸」なのである。ガラスが薄くて、開けるたび、閉じるたびに、ガラスがカタカタと音を立てる。扉の枠も薄さの余りにしなっているのではないか。昭和そのまんま。

店の親父さんはもうケーキのこと以外、客どころか家族も目に入らないのか、と思わんばかりの素敵に飛んぢゃってるテンション。買ったケーキが入る箱は質実堅実、店のロゴも印刷されていない。保冷剤すら入らない。ご近所需要専用である。1時間もかけてケーキを持ち帰る「媒体の記事に遠路はるばる釣られました」みたいな客に用はない、である。

が。

どのケーキも、タルトも、マカロンも、焼菓子も半端ない。半端ない、というか、ここまで完成度極められたら、「フランス要らないだろう。。。」。ため息が出る。

ATENARI研究開発部の解釈では日本のフランス系ケーキ・菓子の業界史には3つの世代がある。「とにかく本格的なフランス菓子を日本で作りたくて外貨も高かった時代に苦労して向こうで修行しました」の第一世代、「コピーは終了。日本も豊かになったしね。フランスを越えるべく頑張りました」の第二世代、それに昨今の「海外修行段階からプロデュースされて出店まで面倒見て貰ってます。テレビ?よく出てますよ」の第三世代。

昭和39年創業というマロニエ洋菓子店は第一世代に属するはず。しかしひょっとするとこれのどれにも属さないのかも知れない。ものすごく我流の世界観に、しかし確固たる世界観が築き上げられている直感を得る。例えば「くるみ第三楽章」。クルミの素材を引き出すために改良を重ね、いま第三楽章。いつ終曲するかは解らない。

飾りは一切ない。ペクチン主体のナパージュで不自然に光らせたりすることもない。トレハロースを過剰に入れてむやみにオーバーランさせるライト系のケーキと違って、味のベクトルとなるストラクチャははっきりしている。フランス建築で例えればルイ王朝に溢れかえったロマネスコ調ではなく、少数派のゴシックである。風情はクラシック。西新橋のキムラヤに見られるような第一世代以前の「日本っぽいケーキ」とも接しているところがあるが、エレガントさは比類ない。例えば「マロンカシス」。見かけの地味なところで判断しては痛い目に遭う。

そして仕事にスキがない。スポンジもメレンゲもクリームもマロンも。いや素材、パーツだけならまだいい。ホイップも焼きも。もう手業のなにもかもまで。まったく、一点のスキもない。怖ろしいほどに意識下でコントロールされ、完成されている。この作業クォリティに張り合える日本人パティシェはイル・プルの弓田氏くらいか?例えば、普通のイチゴの「ショートケーキ」。これに唸った。きっとホイップの回転数とスピードと回転方向まできっかり決まっているんだこれ、と思うような。

この完成度、いまの第三世代パティシェぢゃ絶対に実現できない。なにしろ大量の新規採用で洋菓子専修学校出たてのパティシェ見習いが寄ってたかって作るから。それも賞味期限切れを気にして夜中の午前1時からの夜勤シフトとかでヘトヘトになりながら。みんなここで修行したら立派なキャリアになると思って必死になってやってるからそれを悪くは言えないけど、熟練のワザとは100年は違う。その差を「プロデュースされているパティシェ」の「ブランド」はどうしても越えられない。仮に師匠が横で見ていたってダメ。まして師匠が媒体取材やテレビ出演で忙しい、とかだったらあり得ないくらいムリ。

旗の台のマロニエ洋菓子店には日本のパティシェたちが、スイーツ大好きな人たちがもはや忘れてしまった「職人の仕事がもたらす感動」がある。
 
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2009年03月26日

マハ・バーラト

「スーペル中延」と銘打って中延エリアのイケてるお店(笑)も紹介しよう!と思い立ったわけだが、その第一号には是が非とも「マハ・バラート」を採り上げたい。

東京都心中心部でのインドレストランの経営を成功させたバングラデッシュ出身、商社出身のオーナーが自分自身が納得できるインド料理、バングラデッシュ料理レストランビジネスを実現しようと開いた店。


具材の選び方から調理の方法まで一貫した信念のもとに構築されている。その世界観表現は決して思いこみの自己完結哲学に依存せず、むしろ(食物)科学的であり、極めて合理的である。筆者の生半可な業界知識で当てはまるもの(ひと)を探せば、徳島の料亭「青柳」を率いる小山裕久氏の料理に近い。突き詰めたように合理的、サイエンスなのである。「調理に油は必須。しかし加熱に使われた油は酸化し、体に良くない。調理で酸化した油は捨て、調味と香味のために別に用意した油を加える。食用油でも幾多の処理と調合を経て酸化したサラダオイルは使わない。肌に塗ってもよい良質のオリーブオイルを使う」などなど。

こうも言う。「自分の体にとって良いものでなければお客さんに提供しても満足できない」。インド伝統医学「アユールベーダ」の原則も採り入れながら、利益中心主義が目に見えて蔓延った外食産業に挑む。

こういう信念を持った事業家がスーペル中延エリアにもっと増えてくれるとよいのだが。

価格設定がシビアにならざるを得ないランチメニューと、お店の世界観が表現されているディナーメニューは作られるプロセスからして全然違う。ランチ時間帯でもお店が混雑していなければディナーメニューの注文に応えてくれるということなので、特に週末はランチタイムであっても(混雑状況を見極めつつ)ディナーメニューからのアラカルト選択がお薦めである。

選ぶコツはカレーのベースとなっているグレービーが異なるカレーを組み合わせてオーダー。辛さはどのカレーでも5段階から選べるが、4段階目でも一般人的に(笑)全然問題なし。

選ばれたスパイスから丁寧に作られたグレービーと入念に下ごしらえされた具素材の競演は非常に完成度が高い。「マトン・ドーピアザ」のマトンはマトンの悪いところが完全に取り除かれた逸品。インド料理店を含めたアジア系外食では魚に冷凍素材をそのまんま、という乱暴を良く見かけるが、「フィッシュ・ドーピアザ」に使われるカジキマグロも新鮮でジューシー。とは言え、余計な脂分は取り除かれている。

とにかくここではディナーメニューを選ぶ、これ鉄則。

インド料理とは微妙に違い、呼び名も違うバングラデッシュ料理も楽しい。バングラデッシュ・サモサについてくるタマリンドベースのソースがウマい。ソースの皿を舐めるように空にしたのは、ハイ、わたしです(笑)。

あ、あと手作りのラッシー。メニュー外アイテムの「ソルティラッシー」を是非。良質の乳脂肪を自家発酵させた「ラッシー」と天然岩塩のミネラル分が結びついて、ラッシーってそもそも暑い土地の人たちが汗と一緒に流れ出た塩分とミネラルを補うスタミナドリンクなのね、ということがよく分かる。 R0011135-mb-small.jpg  

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2009年03月25日

マクドがない。モスがない。スタバは(略)

スーペル中延にはマクドナルドがない。


大きな地図で見る

同じ東急池上線で隣の駅、戸越銀座駅にはある。荏原中延駅/中延駅を中心とする品川区商業黄金地帯を構成する一角、東急目黒線武蔵小山駅にもある。同様に東急大井町線で中延の次にある荏原町にも反対方向の戸越公園駅にもある。だけど、中延にはない。

この状況はモスバーガーでも同じである。二等立地を採るのがモスバーガーの出店戦略であった時期もあったから、てっきりあると思ったが中延にだけない。

スーペル中延にスタバがあったら、とATENARI商品開発部と話をしたことがあるが、考えてみればスタバはここまでに登場した駅のどこにも存在しないのであった。

実はスーペル中延にマクドもモスも要らないのである(キリッ)

スーペル中延はナショナルチェーンを必要としない、かなりのグルメタウンなのだ。うん。B級も含めて(笑)。濃いよ。スーペル中延

つづく。



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2009年03月13日

池上本門寺

スーペル中延からヘタレ感一杯の東急池上線に乗って、池上駅の近くにある池上本門寺までお散歩。

スーペル中延自体のカバレッジをまるでさぼっているというのに。

池上本門寺は日蓮聖人が入滅した土地とされる場所に建立された。日蓮宗の大本山である。

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品川区、池上、という地名からは想像できない立派なお山を階段で上り詰めたところに位置する広大な敷地である。

東急池上線の池上駅から参道が繋いでいる。参道の両側にはその昔は多くの参拝客を迎えたと思われる土産物屋やくず餅屋が続く。ちなみに池上線そのものが元来、この本門寺への参拝客を輸送するために建設された、というのだからその賑わい様が計り知れよう。

いまでも日蓮聖人が入滅したとされる10月13日に合わせて開催される「お会式」期間中は池上線に臨時ダイヤが組まれるという。



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拝殿となる「大堂」は1960年代に再建されたもの。祈祷の御利益をもとめて信者の家族がたが集っていた。

 
 
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立派な五重塔がそびえている。五重塔や大堂は池上線の車窓からも見える。

 

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境内には清めの水盆に立派なドラゴンが。

 
 
拝殿の天井には川端龍子による未完の龍が描かれていた。その龍をモチーフにしたものが上記のドラゴン彫刻と思われる。
 



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東急池上線池上駅の風景。木の柱が支える屋根、なつかしい「のりば」の表示、木製のベンチ。
 

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2009年02月17日

そもそものきっかけ

そもそもの、今の中延ライフのきっかけは何だったかというと、
ひとつは東京の下町っぽい所に住むという密かな願望。

もうひとつは、東急池上線の五反田のホームがすごく気に入ってしまったこと。

21世紀ももう2010年代に足を突っ込もうという今にあって、東急池上線はたったの3輌編成、しかも終点の五反田駅で端っこの3輌目は駅から転げ落ちそうになりながら、何とかすがりついているというヘタレぶり。

その可愛らしさ、3ヶ月前に初めて見たときには目がほとんどハートになっていた、と思う。

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ビルの谷間に埋もれながら、池上線五反田駅の3両目は上り坂の途中。。。

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「タレ」下がる3両目。
 
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2009年02月14日

ハッピーバレンタイン

スーペル中延からハッピーバレンタイン!!(はあと)

東急池上線荏原中延駅−東急大井町線中延駅−東急大井町線戸越公園駅のトライアングルで囲まれる中延一帯。中延と呼んだり、荏原と呼んだり、戸越と呼んだりしているが(正確な定義はあるのだが今日は深入りしない!)、この一帯には昔ながらの商店街(商店会)がいくつもあって、それぞれの特徴を誇示、張り合っている。とにかくキャラが強いエリアである。

街並みの紹介については本業の住宅・不動産紹介記事にお任せすることにして↓

AllAbout住まい:東京おすすめタウンレポート
商店街銀座、昭和の下町『荏原中延』周辺


今日はバレンタイン特集である(笑)。

なんといっても(謎)、中延周辺に栄える商店街の一つ「サンモールえばら」。これが今日の主役。

「なぜ?」、と。

百聞は一見にしかず。

商店街のあちこちにそびえるアーチがハート型!

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さらに商店街の中の街灯は片割れハートなのである。

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こころなしか淋しい。 



そんな「サンモールえばら」を抜けて、歩いて30分ほどの「林試の森公園」でははやばやとこれでもかと言わんばかりにハートピンク色なカワズサクラが満開。ソメイヨシノより1ヶ月近く早く開花する桜とか。

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春一番で湿度を吹き飛ばし、気温も20度を超えて暑さすら感じた2009年のバレンタインデーでした。

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2009年02月11日

スーペル中延

「スーペル」とはイタリア語で「Super」の読み方。正確には「シューペル」と「スーペル」の中間ぐらい(ナポリ訛りのクセ)。

台湾ならば「超級」。

なんだ、「スーパー」ぢゃん。と思うと日本語では「スーパーマーケット」の略称とゴッチャになってしまう。

ここは「スーペル」=「超越するもの」の意味で使うことを強調しておきたい。
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ATENARI研究開発部の新拠点が位置する「東京都品川区中延」は「超越するもの」=「スーペル」なのである。

「ワンダーランド」と言っても良い。

かなり続く(筈)。
 

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